一口に不眠症といっても人それぞれです。例えば、布団に入っても中々眠れないとか、十分寝たはずなのに昼間ウトウトしてしまう等々。ここでは、様々な睡眠障害のパターンについてご紹介してみたいと思います。

①睡眠相後退型

睡眠相後退型の睡眠障害というのは、いつ寝床に入ったとしても、明け方近くまで寝付くことできないといった症状をいいます。また一旦眠ると昼過ぎまで目が覚めたいといった特徴もあります。

家族の誰かに起こしてもらったり、目覚まし時計で無理やりに起きたとしても、眠気や倦怠感などが午前中は続くという方が多いといいます。

こうした睡眠障害の症状は、思春期から青年期にかけて若者によく見受けられる症状でもあります。

例えば、スマホやテレビゲームに夢中になって夜更かしを続けていると、睡眠のリズムを司る体内時計が狂ってしまうからであるといいます。

②非24時間睡眠覚醒型

非24時間睡眠覚醒型も睡眠障害の一種になるのですが、その大きな特徴としては睡眠を始めた時間と起床時間が、1時間前後徐々に後退していくようになる症状です。

例えば、前日は深夜0時に眠ったとしたら、今日は深夜1時から眠るようになります。

睡眠時間のズレというのにも個人差があります。睡眠時間のズレについても、一定のリズムのようなものがあり、睡眠時間帯が次第にズレていくと数週間後には全く逆の時間帯に寝ていたり起きていたりすることになります。

思春期や青年期の人に多い症状で、やはり体内時計の調整が正しく行われていないことが大きな原因であるといいます。

とりわけ若い人が長期休暇などで、ゲームやマージャン友達の夜遅くまでお酒を飲んだりしながら、昼夜逆転の生活をしていると発症する可能性があります。

ただし、他タイプの睡眠障害に比べると、比較的発症率の少ない症状ともいわれています。

③睡眠相前進型

睡眠相前進型の睡眠障害というのは、夕方になると急に眠くなり始め起きていられなくなります。

その代り、早く寝るので朝早目に目が覚めてしまうといいます。

こうした症状は、高齢者に多い症状で決して理想的な睡眠パターンとはいえません。

体内時計の調整が狂ってしまっており、朝日が出る頃に目が覚めるというよりも朝日が出る暗いうちに目が覚めてしまう症状でもあるので、睡眠障害の一種といえます。

④不規則型睡眠・ナルコレプシー

不規則型睡眠・ナルコレプシー型の睡眠障害は、睡眠と目覚めの時間帯が不規則になってしまう症状で、この場合も社会的な適応面でも悪くなってしまいます。

その主な症状としては、夜中に眠れずに昼間ウトウトとしてしまったり、本格的な昼寝までしてしまいます。

とりわけナルコレプシーと呼ばれる睡眠障害の場合、夜十分に眠れたかどうかにかかわらず、昼間耐え難い眠気が襲ってくるといわれています。
従って、歩いてる最中や昼間の会議中や試験中といった緊張するような場面でも眠ってしまうといいます。

いずれの睡眠障害の場合でも、朝日を浴びて体内時計をリセットする必要があるといえます。